健康法に取り入れたいもの

 日本人はほんとうにお風呂好きです。39度くらいのお湯にゆったり浸かる半身浴は、からだにも負担がかからず、健康法としてとても有効です。交感神経緊張の場合には、血流がよくなって、低体温の解消にも効果があります。副交感神経優位のアレルギー疾患の場合でも、血流が良くなれば炎症が消える時期を早めることができるのです。

 入浴で注意が必要なのは、熱めのお湯は交感神経を刺激してしまうということです。健康な人ならまったく問題ありませんが、免疫力が落ちている人は気を付けてください。また、石鹸をつけて、からだをごしごし洗うのもよくありません。お湯に浸かれば、それだけでふつうの垢や汚れはおちてしまうものなのです。前にもお話ししたように「きれい好き」の行き過ぎはストレスになります。

 入浴のほかには、日常生活でこまめにからだを動かすことも大切です。ふだん運動をしない人は、軽めの運動や散歩を心がけるといいでしょう。35億年かけて進化して獲得してきた人間の骨格や機能は、使わないと破綻を来たすようになっているのです。

 日の光を浴びながら、森林を散歩するのも気持ちがいいものです。植物が発散しているフィトンチッドが精神をリラックスさせる効果があることが知られていますし、森林浴後にリンパ球が増加しているというデータも報告されています。

以上です・・。

 

お風呂に散歩に軽めの運動、最高の健康法でした。そこへ週に1回の「還元陶板浴」を入れていただきたいと思う王子ですが、いかがでしょうか(笑)。   温王子でした・・・