理想的な食事とは

 第3章でもお話ししましたが、健康を保つためには、バランスのとれた食事が大切です。ミネラルやビタミンが多く含まれている野菜を豊富に摂ることはもちろんですが、そのほかにも、海藻やきのこ類は食物繊維を多く含んでいるので、摂った方がいいでしょう。海藻やきのこ類には、私たちの持っている消化酵素では消化できない多糖類が含まれているのです。このために消化管を刺激する作用が強く、副交感神経を刺激する時間が長くなります。また、きのこ類のβグルカンは、直接B細胞を活性化します。

 私は、玄米と野菜を中心にした食事を摂っているとお話ししましたが、玄米には白米とは比べ物にならないほど栄養が含まれていますし、外皮は食物繊維としての効果を発揮します。ただし、胃腸の弱い人や病気が重い場合には、負担が大きすぎますから、五分搗きくらいにするといいでしょう。

 納豆や味噌、ヨーグルト、漬物などの発酵食品も、腸内細菌のバランスを取ってくれます。

 しかし、これらの食品がいくらからだにいいといったも、食べ過ぎは禁物です。食物繊維をとり過ぎると、消化器官に負担がかかって、逆に便秘になってしまうことがあります。そのようなときは、排泄反射、副交感神経反射を促す苦みや酸味のある物を摂って、消化管の動きを刺激すればいいでしょう。

 日本人はどちらかといえば、植物中心の食事をしてきた民族ですから、肉はたまに摂るくらいでちょうどいいと思います。

 塩分の摂取量は、それぞれの感性にしたがって、からだが要求する量を摂ってください。

 水分は十分に摂る必要があります。お酒も適量なら、からだを副交感神経優位にしてリラックスさせますが、度を越すと、交感神経緊張を招きますから注意してください。   以上です・・。

 

皆さんが実践されているような内容でしたね。塩分だけが、安保流でしょうか。ご参考になさってください。

温王子でした・・・