患者が変わらなければ、病気は治らない

 患者さんは45歳の女性。進行した胃ガンが見つかったので、医師の勧めに従って、胃の全摘手術を行い、術後に抗ガン剤治療を受けました。治療後1年くらいして背骨に転移が見つかったので大学病院を紹介され、放射線照射を受けましたが、2ヶ月後に死亡したといいます。このような経過で亡くなってしまう患者さんはかなりの数にのぼるのです。

 そして、この患者さんの場合は、自分が受けている治療に途中で疑問を感じ、知り合いから紹介された、あるサプリメントを抗ガン剤治療中に摂ったそうです。すると、食欲が少し回復したので医師に体調がいいと報告すると、医者は不愉快そうな口調でサプリメントをやめるように言ったそうです。 

 大病院や大学病院に勤める医師は、ガンの三大療法を行うことに初めから疑問を持っていないので、その病院で治療を受ける患者さんが、それらの治療を受ける流れに入るのは当然だと思っています。大病院では、医師が集団で治療方針を決めますから、個人の力量でガン治療の問題点を考えることは無理な仕組みになっているのです。その時代の大きな流れを実践するのが大病院でありそこに勤める医師たちなのです。けっして悪気があって三大療法をやっているわけではありません。むしろ、現状に忠実な真面目な医師たちなのです。

 このような治療は、ガン以外の病気に対しても同様です。アトピー性皮膚炎にステロイド軟膏を使う、膠原病にステロイド剤の維持療法を行う、潰瘍性大腸炎にペンタサなどの消炎鎮痛剤を使う、腎臓病に利尿剤を使う、などです。

 大病院に行く場合には、患者さんの方もこのような実情を理解しておく必要があるのです。そして、このような流れを脱却し、危険な治療から逃れるには、患者さん自身が感性を働かせて自分自身を守らなくてはなりません。

 病気は患者さん自身の生き方の偏りから始まっていることが自覚できれば、病気から逃れるのはそれほど難しいことではないのです。

 医師は、何百人と言う患者さんの面倒を同時に見ていますが、患者さんは自分のことだけ考えればいいのですから、もっと真剣に病気と向き合う必要があるのです。

「患者が変わらなければ、病気は治らない」。この認識を肝に銘じてください。    以上です・・。

 

慢性の持病をお持ちのお客様が、「温」にも多くいらしていただいております。お客様自身がお決めになることですが、お薬併用での陶板通いも、多くいらっしゃいます。安保先生の著書もお勧めしていますが、最終的には個人様ご自身の考え方だと思います。完治が決してゴールではなく、完治したのちに何がしたいか?できるのか、だと王子は思います。40~50歳代のお客様がいちばん悩みどころだとは思いますが、感性で分かれていくのかな~とも感じます。感謝の心も必要ですよね~。ご病気になったことで、お気づきになる点も多々おありかと思います。   温王子でした・・・