三井式温熱療法

 古本屋で『注熱でガン・難病が治る』(三井と女子著、一光社刊)という本を買ったのですが、最近同じ本を読者の方からも送っていただきました。いつの時代にも感性の高い人はいるもので、今から30年近くも前に、ガンや難病の成立メカニズムに正しい答えを出し、正しい治療を行った人がいたのです。残念ながら、三井さんは2001年に亡くなられましたが、三井さんの治療法を紹介しましょう。

 三井さんは、病気は心身消耗によるエネルギー不足によって起こるから、この消耗によって受けた自律神経の異常に、不足した熱を補充してあげれば、体力、気力が蘇って病気は治るのだといっています。極めて明快で簡単な理論ですが、本質を突いていると思います。このようにして病気を治すことができれば、患者さんを励ます力がますます強くなり、病気の治癒率は上がるでしょう。

 この逆を行っているのが現代のガン治療です。三大療法で体力や気力を低下させ、低体温をつくっています。また、このような医療に携わっていると、ガンや難病が治ることが極めて少ないので、医者は患者さんを脅かすことでしか我が身を支えられなくなってしまいます。現代の医者が、医の心を失い患者さんを痛めつける言葉を吐いてしまうのは、医者の罪ばかりでなく、現代医学の矛盾から始まっているのです。医者も現代医学の犠牲者ということができるかもしれません。

 この本には医師のさまざまな暴言も綴られていました。「今なら責任もつが、すぐ切らねば責任は持てない」と言う

外科医。「これを飲んでいないと死んでしまうぞ」と言う医師。ガンが治ったら、「そんな筈はない、それはガンではなかったのだろう」と言う主治医。主治医に診断書を見せると、「診断書が間違えているのだろう」と言ったといいます。

 ガンの患者さんを三大療法で消耗させることはマイナスにしかなりません。生き方を変え、からだを温めれば、ガンは自然退縮するという流れをもっと広く知ってもらわなくてはなりません。

 現代医療で持て余している膠原病も、ストレスによる交感神経緊張から始まっているのですから、三井さんのいうように、ガンと同じ治療をすればいいのです。このことを三井さんは、東洋医学でいう「異病同治」と同じだと述べています。

以上です・・。

 

温熱エネルギーの注入。還元陶板浴だけではないようです。いろいろ調べてみようと思います。

温王子でした・・・