福を呼ぶ、笑いあふれる生活

モルヒネの数倍もの鎮痛作用と快感作用のあるベーターエンドルフィンも大量に分泌します。こうした効果は、笑いが副交感神経を優位にしリラックスさせるばかりではなく、酸素が通常の3~4倍もとり込めるからです。脳に酸素がよく行き渡り血液量がふえ、記憶力の向上、脳の若返りなどに役立ち、ストレスの解消につながります。その結果、ミトコンドリアは酸素をとり込みやすくなります。しかも大笑いでも、社交辞令でのつくり笑いでも、ニヤニヤ思い出し笑いでも、質には関係なく笑顔を浮かべることは、免疫力を高めます。がんの人もNK細胞のがんを殺傷するパーファリンが活性化され分泌されやすくなるので、がんとの闘いを有利に運べます。

 笑いが呼び込む「福」の種類は人によって異なりますが、脳の活性化、免疫力の強化、そして将来の幸せにつながることは間違いありません。

 以上です・・。  

 

 安保先生の普段のお顔は決して「笑顔」には結びつかないと王子は思っていました。ところが、講演会で生の安保先生を見たとき、そして講演の話口調は無理にではなく、自然と周りを笑顔にする「学者お笑い芸人」のようでした。

王子も見習いたいところです(笑)。    温王子でした・・・