膵臓~内分泌系と外分泌系2つの役割~

働きやすい環境にします。

 内分泌機能は膵臓から血液中に分泌された物質が全身にさようする場合です。膵臓にはランゲルハンス島と呼ばれる細胞群が集まっています。そのうちのβ細胞は、インスリンを合成して血液中に分泌します。インスリンは、ブドウ糖を細胞内にとりこみエネルギー源として活用させるためには不可欠で血糖を下げるように働く唯一のホルモンです。インスリンが不足すると、ブドウ糖が活用できず血糖値が上がり糖尿病になります。

 一方、α細胞で合成されるグルカゴンは、インスリンと拮抗(対抗)して、血統を上昇させる働きがあります。人間は飢餓と戦う時代が長かったので血統を上げるしくみを多く兼ね備えています。

 

 「膵炎」~交感神経緊張・血流障害~

 

 膵臓に炎症を起こした状態が膵炎です。

徹夜が続いたり暴飲暴食をしたりした後に、強い腹痛や背部痛が起こります。いずれも交感神経緊張によって顆粒球がふえ、膵臓が破壊された結果です。急性膵炎と診断されます。また、慢性化すると膵液の分泌低下のために消化吸収不良を起こし、下痢や脂肪便(油のように浮いて広がる便)になることもあります。

 原因には忙しさやアルコールの飲みすぎ、胆石が多く、炎症が起こると外分泌や内分泌の機能低下が起こります。

 いずれの場合も交感神経緊張状態が続き、副交感神経が抑制され分泌機能を低下させます。膵臓が分泌している各種の消化酵素が何らかの原因により膵臓組織内で活性化され、自分の膵臓が消化されてしまう状態にあるといいますが、決してそうではそうではそうではありません。胃炎と同じようにふえた顆粒球が粘膜を襲って傷つけ炎症を起こしたものです。体が間違って自分の内臓を消化するとは思えません。

 生き方を変え、体を温めて組織破壊を起こす顆粒球を鎮めるよう、ストレスをなくすことが先決です。   以上です・・。

 

いや~自分の体が自分の膵臓を食べる(消化する)ことはないようです(笑)。

でも、笑ってばかりではいけませんね~!生き方を変え、体を温め、ストレスをなくさないと・・ですね~。

 

 次回は「小腸」です。腸内細菌にも触れていきます。 温王子でした・・・