子宮内膜症・子宮筋腫

 妊娠するには、子宮内膜症の手術や体外受精が必要になります。卵巣の機能や卵子の質が低下していると、体外受精の治療成果にまで影響は及びます。

 月経をコントロールし、ピルなどを使うホルモン療法、病巣と周辺にある組織や子宮と卵巣を病巣と一緒にとり除く手術がありますが、原因は交感神経緊張によるものですから、自律神経の乱れを整えれば妊娠も可能です。ストレスの原因をつかんで副交感神経を優位にすることです。

 

   「子宮筋腫」~交感神経緊張・血流障害~

 婦人科の一般的な病気は子宮筋腫です。子宮の筋肉に硬いコブのようなものができる良性の腫瘍です。

 筋腫ができる場所によって、筋層内筋腫(子宮筋層の中で筋腫が大きくなる)、粘膜下筋腫(子宮の粘膜の下にできる筋腫、子宮の内側に突き出る)、漿膜下筋腫(子宮の外側をおおっている漿膜の下にできる筋腫)があります。

 最も多い症状は、月経量がふえる過多月経です。その結果、貧血になり、動悸や息切れ、めまいなどが起こることもあります。また、月経が長びく過長月経や不正出血、おりものの増加、月経痛、腹部のしこりなどもよく見られます。その他、筋腫が大きくなると周囲を圧迫するため、便秘や頻尿、腰痛なども起きます。

 子宮筋腫には血流障害が関係しています。血液が悪くなると子宮の細胞が障害されてしまいます。しかし、細胞同士をつないでいる線維芽細胞は血流障害に強い特性があり、何とか冷えから子宮を守ろうと増殖していくので子宮筋腫が起こります。

 子宮筋腫は性成熟期(20~50代)に大きくなり、閉経後に小さくなることなどからも女性ならではの生体反応です。成長速度が人によりまちまちなのは、冷えが原因です。冷え、血流障害のある人は、短期間で大きくなります。

 子宮筋腫は体を温めると血流がよくなり、必要のなくなった線維芽細胞が吸収され筋腫は小さくなります。とにかく冷えを解消することで治癒に向かいます。 以上です・・。

 

いや~ホント「冷え」こそは女性の敵!ですね~。では、女性の味方は・・?

やはり「還元陶板浴」ではないでしょうか(笑)。と王子は思います!

 

次回は「子宮頸がん・子宮体がん」と「妊娠のしくみ」についてUPします。

 

その後には男性のお悩み「前立腺」です~。温王子でした・・・