ヘルペス(帯状疱疹)

わかるのは、発疹が出てからです。抗生物質が処方されますが、頼るのは痛みのひどい急性期だけにすることです。痛みが始まってから、治るまでには約3週間~1か月ほどかかり、痛みもその頃に消えることが多いのです。帯状疱疹は、一度かかったら再発することはまれです。一方、再発しやすいヘルペスは口唇ヘルペスや性器ヘルペスです。口唇ヘルペスは、唇のまわりに水ぶくれができるできもので風邪の華や熱の華ともよばれます。唇や口の周りが赤くなり、数日後に小さな水ぶくれができ、ムズムズとしたかゆみや皮膚のほてり、ピリピリとした痛みを感じます。風邪で体調を崩したときや疲れがたまるとでき、2週間くらいでかさぶたとなって治ることが多いようです。性器ヘルペスは、性器やお尻の周辺の皮膚に赤いプツプツや水ぶくれ、ただれができます。性交渉などで感染してから2~12日で発症します。初めてかかったときは強い痛みや発熱をともないますが、再発の場合は小さな水ぶくれやただれができるだけの軽い症状ですみます。感染しても症状の出ない人、気づいていない人もいるため、気づかないまま感染させてしまいます。治ったと思っても、ヘルペスウイルスが神経細胞の中にひっそりと隠れていて、再び暴れだす機会をじっと待っています。再発を防ぐには、体温を高くし、ウイルスに負けない体をつくることです。決め手は免疫力です。以上です・・。最近よく耳にする「帯状疱疹」のお話でしたが、やはり決め手は「免疫力」でしたか~(笑)。次回は「アトピー性皮膚炎」についてUPします。ご期待ください!温王子でした・・・