病気が起こる原因10

心の病を治す科である心療内科でさえ、「心の病に処方する薬」はないはずですが、真っ先に治療を薬に頼る、だらしない科目になっています。私が学生だった頃の心療内科の治療は、自律訓練法や薬を使わないで患者さんの精神を強靭にし、自分の生き様に気づくために摂食療法を行うなどの市民療法があったので薬を使わない療法を行っていると思っていました。ところが、15年くらい前から心療内科は治療を薬に頼っています。治療を薬に頼る医師、薬を求める患者さん。これでは医療も変わらず、病気も治癒へは向かいません。現代医学を変えるには、体の状態の診たてをする医師、生き様や養生法を教える医師、賢い患者さんになることが必要不可欠です。以上です・・。最後は厳しくも温かい安保先生のメッセージだったように思います。10回にわたる「病気が起こる原因」シリーズにお付き合い頂き、本当にありがとうございました。故、安保先生の書籍と温の陶板浴はセットでご利用頂ければと存じます。次回からは単発で、王子がオモシロイと思った「解体新書」をお届けしたいと思います。宜しくお付き合い願います。温王子でした・・・