病気が起こる原因4

緊急事態に直面すると、血管内皮細胞であることをやめて、元のマクロファージに戻り守ろうとして、血管が破裂しそうになると動脈瘤ができてしまいます。腎臓の糸球体も血管の複雑な分布でできていますが、強烈なストレスを受けると元に戻ろうとして血管内皮細胞が血管であることをやめます。ですから、子どもに多いネフローゼや大人に多い糸球体腎炎は、ストレスによる特殊化を維持するのが困難になったものです。特にネフローゼの場合は、大事に育てられた子どもが厳しい炎天下で遊んだり、同級生にいじめられたり、すごくつらい目にあったことが原因で発症するわけです。血管であることを維持できなくなって血液が漏れ出し、血尿、たんぱく尿という形で出てくるのです。2~3日も休むと、たんぱく尿は出なくなります。早く修復するには体を温めて血流を増やすことです。その人によってストレスの耐性は異なりますが、尋常でないストレスは組織を破壊し、特殊化したものは維持するのが困難になり、自ら元に戻ろうとするのです。これは免疫システムでも同じです。強烈なストレスがあると切り捨て反応を起こし、胸腺も骨髄も委縮してT細胞はつくられなくなりB細胞も減ってしまいます。そして、それ以前の免疫系であるNK細胞や胸腺外分化細胞、自己抗体をつくるB-1細胞に戻って防御を続けていくわけです。病気の原因となる先祖返りの現象は、必ずストレスと結びついています。・・以上です。いや~なかなかこのような病気の原因を突き止めてくれるお医者様には出会えないかも~ですね~(笑)。症状に対して、すぐお薬処方対応では・・?検査結果を待つ前に、1時間くらいの問診と休息をとり体を温めることの重要性をアドバイスいただきたいものです。10回まで続きます~(笑)。次回もお楽しみに!温王子でした・・・