HSP最終章(要子先生の臨床より)

子宮がんなら子宮がんの抗原)がついている。HSPはそのがんマークとしっかりくっついて、はっきりがんマークを示すので、がん細胞の殺し屋リンパ球(キラーT細胞)はがんマーク(がん細胞)を見つけやすくなり、しっかりがん細胞を狙い撃ちできる。ここでもHSPはそれとなくがん撲滅に貢献しているのだ。最後の最後に「がん治療へのマイルド加温療法活用法」。大学病院では臨床研究で標準がん治療である手術療法、化学療法、放射線療法へマイルド加温療法を併用してきた。手術療法では術前2日前、術後は主治医の許可が得られてから2~3回/週でマイルド加温療法を実施した。化学療法では、抗がん剤投与の2日前、投与当日、その後は2~3回/週でマイルド加温療法を実施した。放射線療法では、開始2日前、その後は2~3回/週でマイルド加温療法を実施した。化学療法しか論文報告は出来なかったが、他の療法でもおおむね良好な結果(症例報告あり)が得られ、マイルド加温による副作用はなかった。このようにマイルド加温療法はいろいろな治療法と併用でき、その治療法の効果を低下させることなく実施できる(併用治療の副作用を軽減し治療効果を高めている)。以上です。要子先生の臨床報告結果をもとに、マイルド加温療法が出来る病院では積極的な利用が好ましいと思います。が、取り入れている病院が少ない現状では、「還元陶板浴」施設でのマイルド加温が現実的かと思われます。ガン難民になる前に、がんと闘っている皆様のご参考になれば幸いです。「温」では、誠心誠意サポートいたします。共に頑張りましょう(笑)。「HSPシリーズ」の長らくのお付き合い、誠にありがとうございました。還元陶板浴「温」でお待ちしております。温王子でした・・・