自分で鍛える体温免疫力2

だけ維持しようとする癖がついているので、なかなか汗を出そうとしません。そのため入浴しても、体温の上昇スピードが健康な人より遅くなります。しかし毎日10分間の入浴を続けていると、体温が早く上がり、すぐにたっぷりと汗をかくようになります。体内の代謝が良くなり、血液循環がとても良くなっている証拠です。それだけリンパ球が多くなり、免疫力が高まってきます。ただ、いくらゆっくり入るといっても、あまり長く入っているとのぼせてきます。のぼせて風呂場で倒れるなどという事故が起きないよう、最初のうちは、湯舟に浸かるのは10分以内にして下さい。10分以内でも疲れた、息苦しいなど、不快な感じがあった時は、すぐに湯舟を出ましょう。入浴に慣れてきたら、少しづつ湯舟に浸かる時間を長くしていけばよいでしょう。また、湯舟に入ると、水圧で心臓が圧迫されます。長く入っていると胸苦しく感じるような場合は、半身浴でもかまいません。湯につかっているのは半身だけでも、十分に全身が温まります。この場合、上半身が冷えないよう、乾いたタオルをかけておくようにします。なお、湯舟に入る前は、足元から掛け湯をしてください。体が冷たいのに、急に温かい湯に入ると、かえって交感神経が刺激されてしまい、心臓に負担がかかってしまいます。サウナが好きな人は、サウナを利用しても、入浴と同じような効果が得られます。いや~日本の入浴文化が免疫力にも関係していることが、良く分かります。日本には「還元陶板浴」も有ります(笑)。基礎体温を上げて、免疫強化して生きましょ~う!温王子でした・・・