続・体温免疫力 2-7

が放出する活性酸素ということができます。一方、副交感神経優位でリンパ球が多すぎる場合、今度はアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症といったアレルギー性の疾患が起きやすくなります。アレルギー性の病気は、ダニやホコリ、花粉などに対して、抗原抗体反応を起こす病気です。皮膚や粘膜に付着したり体内に入って来たものを抗原として、それに対して抗体をつくって、二度目に入って来た時に、それを攻撃して排除しようとします。この抗原抗体反応をになっているのがリンパ球です。リンパ球がたくさんあれば、細菌やウイルスなどの敵を排除する力が強いのですが、あまりに多すぎると、普通は敵とみなさないものにまで、過剰に反応してしまいます。その抗原抗体反応によって、皮膚炎をおこしたり、くしゃみや鼻水が出たり、ぜんそくの発作を起こすのが、アレルギー性の病気なのです。ここで関与する抗体はIgEです。スゴイ(笑)メカニズムですね~。やはり自律神経は神で白血球は眷属神?次回も続く!温王子でした・・・